インターネットを利用したサポート詐欺が全国的に多発しております。
サポート詐欺は「ウイルスに感染している」などの警告画面がパソコン上に表示され、偽のサポート窓口に電話をさせ、ウイルス除去などの費用を騙し取るものです。
以下、詐欺の手口とお客さまへのお願いとなります。
1 詐欺の手口
・インターネットを利用中のお客さまのパソコン画面に「ウイルス感染しました」などの偽の警告画面を表示し、偽のサポート窓口へ電話するように誘導します。
・偽のサポート窓口担当者が、「ウイルス除去をするため」等と称し、お客さまのパソコンを遠隔操作できる状態にします。
・ウイルスを除去したかのように見せかけ、サポ-ト代金を法人JAネットバンクで振り込むよう要求します。
・犯人の遠隔操作により、振込代金を書き換えられて、高額の振込が実行される事例を確認しています(1万円の請求だったはずが犯人に「00」を追加され、100万円の振込を実行されてしまった)。
2 お客さまへのお願い
・警告画面が表示されても、画面に表示された電話番号に絶対に連絡しないでください。
・電話で法人JAネットバンクにログインするよう指示された場合は、詐欺の可能性を疑い、操作を中止してください。
・法人JAネットバンクのID・パスワードは、絶対に第三者に教えないでください(メールで聞き出そうとしてくるケースも確認しています)。
・画面が勝手に動くなど少しでも「おかしい」と感じましたら、操作を中止してください。
・ブラウザの強制終了やパソコンの再起動などを行い警告画面の消去を試みてください。
・緊急時のセキュリティ対策として、ユーザ単位で利用停止がお客さまの端末で操作可能です。操作方法でご不明点等ございましたら、JAネットバンクヘルプデスクにお問い合わせください。
・不正送金に遭われた場合は、お取引のあるJAまでご連絡ください。
・詐欺被害防止の観点から、取引の申請者と承認者とで異なるパソコンの利用をご検討いただきますようお願いいたします。